女性の体はホルモンによってコントロールされています。女性ホルモンには2つの種類があり、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が1ヶ月の間一定のリズムで分泌されています。それは女性が子供を産むための大切なしくみでこのホルモン変動が様々な症状を生み出すのです。
生理は憂鬱な時期だという人も多いでしょうが、 子供を産むという大切な体の機能なので上手に付き合っていきましょう。 生理中や生理前はむくみがでやすいと感じている人は多いでしょうね。 これも女性特有のホルモンの関係で起こります。 ではどのようにして女性ホルモンは体に影響を及ぼすのでしょうか。
月経期(約1〜7日)この時期は女性ホルモンが減ってしまい体温が低下します。基礎体温をつけている人はすぐに分かるでしょう。ここから生理が始まります。骨盤周辺に血液が集まるので全身の血行が悪くなり、体が冷えやすくなります。そのために生理痛がひどくなったり肩こりやむくみ、頭痛などを感じやすくなりますが、生理の終盤では落ち着いてくるでしょう。
卵胞期(約8〜14日)生理が終わって体調が絶好調になるときです。子宮内膜を増やすためのエストロゲンが沢山分泌されて新陳代謝が活発になります。髪の毛や肌もツヤツヤしっとりです。むくみにくい時期ですので体も心も軽やかな時期で自律神経のバランスも良好です。
排卵期(約14〜18日)エストロゲンの分泌が徐々に少なくなり、代わりにプロゲステロンの分泌が増えてきます。そして排卵が起こります。排卵日は体温が下がりますが、排卵が終わるとすぐに高温期に入ります。これは妊娠に備えて体が温かい状態を作り出しているからです。基礎体温をつけていると面白いほど2つの曲線が現れます。
黄体期(約18〜28日)妊娠のためのホルモンプロゲステロンが活発になる時期です。妊娠に備えるため、エネルギーを体が溜め込もうとします。それによってむくみや便秘などのトラブルが増え、ニキビや吹き出物ができたりと憂鬱な時期です。交感神経の緊張が高まってイライラしてしまったり、肩こり、頭痛なども起こりやすくなります。これをPMS(月経前症候群)といってひどい人は寝込んでしまう場合もあります。
生理中や生理前の不快な症状は女性特有のホルモンの変化がもたらすもので、とくに生理前の黄体期にむくみがひどいという人は食事でも薄味のものを取るようにし、夜は水分を取り過ぎないなど気をつけましょう。ただでさえ、体自体が水分や脂肪を溜め込もうとしている時期です。むくみで体が重くてだるいかもしれませんが、湯船にゆっくり入りこころもリラックスしたりストレッチをしてリンパや血液の流れをよくしましょう。
そしてむくみを少しでも和らげるためにも、PMSを緩和するにもエストロゲンがこの時期は少ないのが原因ですからエストロゲンによく似た作用をもたらすイソフラボンをとるといいですよ。イソフラボンは主に大豆製品にふくまれていますので、豆乳や豆腐、納豆や味噌など食べやすいものばかりです。不快な症状が出る前にそろそろこの時期かな?と感じたら対処方として取り入れてみてください。