妊娠するとつわりなどの代表的な症状のほかにも様々な体の変化が起こります。そのなかにむくみというものも含まれています。かくゆう私も出産経験がありますのでむくむという感覚はありました。もともと私はむくみにくい体質で妊娠前は多量にお酒を飲んでしまった次の日などの確信的な理由が無いとき以外は特にむくみがひどくなるということはめったにありませんでした。
しかし妊娠中期くらいになると指輪が少しきつくなってきて指に跡がついてしまうようになりました。母体は胎児を守るクッションの役目として皮下脂肪をつけやすくなります。普段と同じ食事をしていても体重はどんどん増えていくので不安にもなりましたが、胎児が育つ環境が整えられているということなのです。そして1人で2人なわけですから、血液量も急激に増えるのです。妊婦の体重は胎児、胎盤、羊水、皮下脂肪以外にも体全体の血液量の増加もあるのです。以前より水分量が多い体になるわけですから、当然むくみもあわられます。
しかし、妊娠中のむくみで怖いのが妊娠中毒症です。現在は妊娠中毒症は妊娠高血圧症候群と名前を改定されてむくみは妊娠中毒症の決め手にはならなくなりました。特に高血圧と尿タンパクが重視されるようになったのです。しかし妊娠中のむくみをそれほど軽視してよいものではありません。ひどくむくむ、すぐに喉が乾く、めまいや頭痛、尿が減ったなどの症状があればすぐに血液検査や血圧検査をしてしっかりと妊娠中毒症になっていないか調べなければならないのです。ほうっておくと出産後も腎臓の機能低下などのトラブルに悩まされてしまうことになります。
そして食事も妊娠中のむくみを引き起こさないための大切なポイントです。塩分の多い食事をしていると体は塩分を薄めるように働きますが、その結果どうしても体の中に水分を溜め込んでしまいます。これがむくみとなって現れるのです。同時に妊娠中の塩分の取りすぎは高血圧も心配されるので要注意です。ダシなどのうま味を効かせると味つけが薄くても物足りなさを感じません。ぜひ試してみて欲しいです。
妊娠中のむくみは軽視せず、気になるようだったら定期健診ですぐに相談するようにしましょう。誰しも28週ほどからはむくみが出やすくなるので許容範囲なら大丈夫です。ただ、むくみが妊娠中の体の異常を知らせてくれるものだということをしっかりと覚えておくといいと思います。