むくみは血管内の水分が血管外へと染み出して細胞間の水分が多くなってしまっている状態です。足でその症状が起きていれば、足が重い、だるい、靴がキツイなどの症状がでますし、指や手で起きていれば指輪がキツイとか、指が水っぽく感じたりします。顔がむくんでいると目が腫れぼったくなってしまって印象もダウンですし、輪郭もぼやけてしまい、シャープなラインがなくなってしまいます。
顔のむくみは慢性的になるとたるみになり、恐怖のブルドッグ顔に近づいてしまいます。脂肪の多い部分ではむくみの水分と脂肪細胞が絡みついてセルライトになりますし、こうなると太くなった部分はなかなか元に戻りません。このようにむくみとは美容面でかなり悪影響を与えるものなのです。
さらに健康面でもむくみがひどい場合は腎臓機能が弱っていたり、重大な疾患を抱えている場合もあるので甘く見ていいものではありません。だれしもむくんでしまう環境があるのです。しかし、そのむくみが慢性化するかすぐに解消するかはその人のケア次第ですし、むくみにくい体作りも大切だと思います。
まず、むくみやすい環境とはどのようなことでしょうか。食事面では塩分の濃いものが好きで、お酒も欠かさず毎日飲む人やいつもうつぶせで寝るタイプの人もむくみやすいといえます。塩分を多く取ると必然的に喉が渇きますので水分を多く取ってしまいます。体の中では塩分濃度が濃くなると一定の濃度に戻そうという機能が働きますので水分を体の中に溜め込もうと作用します。多量の塩分と水分の摂取はまさにむくみを増大させるコンビといえるでしょう。
お酒の場合は過度にとりすぎると腎臓に負担がかかり、代謝しきれない水分が体に溜まります。ですから、自分の体質に合った量を適量飲むようにしましょう。普段から薄味の料理を心がけ、お酒はひかえめに。水分を取る場合はナトリウムが少ないタイプのミネラルウォーターでカリウムやマグネシウムが多いものを選びましょう。
そして適度な運動も大切です。血液やリンパ液を循環させるポンプ機能は筋肉が担っています。筋肉を動かさないでいると機能低下になり、循環が滞りがちになりますのでむくみやすくなります。ですから適度に体を動かしましょう。いつもエレベーター、エスカレーターを利用してしまう人は階段を颯爽と上ってみるのもいいですよ。ふくらはぎの筋肉が刺激されてポンプ機能が働きます。同時にエクササイズにもなりますし、一石二鳥です。むくみにくい体作りは難しいことではありません。ほんの少しの心がけでいいのです。