足というのは何故むくみやすいのでしょうか。足は心臓から遠い所にあり、また重力の関係上血液やリンパ液が溜まってしまいやすいのです。体は血液が循環していますが、主に足はふくらはぎの筋肉がポンプ機能になっていて末端の毛細血管から使用済みの血液、すなわち二酸化炭素や老廃物の含まれる血液を心臓へと送り、肺で二酸化炭素を排出、呼吸によって酸素を補給するといったことが止まることなく行われています。
そしてまた栄養たっぷりの動脈血が毛細血管まで運ばれるわけですが、ふくらはぎの筋肉がなんらかの影響でポンプ機能の役割をうまく果たしていない場合、本来は心臓へと送り返されて腎臓でろ過されるはずの余分な水分が血管外へとしみだしてむくみになってしまうのです。
それ以外にも女性はヒールなどの足にとっては窮屈な靴を長時間履いていることが多く、血行不良でむくむということもあります。サンダルなどは素足ですからつま先やかかとなどの末端が冷えてしまい血流が悪くなる原因にもなります。そしてこのようなヒールの靴というのは骨盤のゆがみにつながる場合もあるのです。骨盤がゆがんでいると本来は均等に力がかかるはずの足の裏へ外側に強く力がかかって0脚になったり内側に強くかかってX脚になったりします。このような状態もむくみやすい体質に変化してしまう要因です。
日本の女性は0脚の人がほとんどで、まっすぐ立ったときに本来は足首、ヒザ、太ももの付け根のこの3点がくっついているはずなのですが、この部分が空洞になっていて離れているひとがほとんどだと思います。ヒールの靴を履くこと自体が悪いのではありません。履いたときに変な歩き方にならないよう注意することです。どうしても前に体重がかかるのでヒザが前に出る姿勢になってしまいますが、そうならないようにしましょう。自分の足にあったヒールの靴をしっかり選ぶのも大切です。
そしてなによりむくんでしまっているな、と感じたらしっかりケアして寝ることです。放ったらかしにしていてもむくみは解消されないどころかあまった水分が脂肪とくっつきセルライトになります。そうならないためにも毎日のケアを少しでいいので忘れず行いましょう。